概要
Overview
広島県内の高校の「総合的な探究の時間」(探究学習)を、教育・ビジネス・社会・キャリアなど様々な視点から支援します。
活動内容
How
①出張授業・教職員向け研修
「探究学習」の社会人講師として授業を、また、教職員向けの研修を行います。テーマや内容などは学校側の希望に合わせてカスタマイズが可能です。
例：高校1年生向け「働くとは」(産業の歴史や働き方の変化の話を踏まえキャリアオーナーシップについて紹介)、教職員向け「主体性の育み方」(生徒への問いの出し方やリフレクションについて紹介)
②探究学習メンター
「探究学習」における“グループ学習”や“研究学習”などで重要な「問いかけ」から新しい気づきや発見を与えるメンターとして授業のサポートを行います。学生に寄り添いながら、教育・事業・キャリアなど様々な視点からアプローチを行い、学生の主体性や思考力、創造性を育むサポートを行います。
③放課後探求お話し会
放課後、学生が「探究学習」を中心にざっくばらんに話すことができる会です。生き方や考え方を養うためにも学校内外のお悩み相談など話す内容は自由です。キャリアコンサルティング理論や心理学、セルフリーダーシップを踏まえながら対話や問いかけなどを通じ、内発的な学びを促進することで、「ありたい自分」の探究や実現に繋げます。校外進路指導相談としてもご利用ください。
④先生相談会
先生方が「探究学習」に関して悩んでいることや困っていることについて相談を受けます。探究プログラムについて、生徒へのアプローチについて、など、内容は自由です。キャリア・教育・事業について知見のある校外の社会人と話しながら、「探究学習」に関するヒントを得る機会としていただければと思います。
目的
Purpose
学習指導要領改訂により2022年度から高等学校の「総合的な学習の時間」が「総合的な探究の時間」(探究学習)に変わりました。
総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。
総合的な学習(探究)の時間は、変化の激しい社会に対応して、探究的な見方・考え方を働かせ、横断的・総合的な学習を行うことを通して、よりよく課題を解決し、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目標にしていることから、これからの時代においてますます重要な役割を果たすものである。
文部科学省HPより
「探究学習」は、自己の生き方を考えていくための資質・能力を育成することを目指していますが、生徒自身が自身の「ありたい自分」を描きながらその資質や能力を伸ばすためには専門的なアプローチやフォロー体制が必要になると考えます。
同時に、学校側も「探究学習」について、『その専門性や体制を担保できない』『指導経験が少なく模索しながら進めている』『生徒と個別に向き合う時間や工数が取れない』などの課題を抱えているという声を聞くことがあります。
また、「生き方」という領域を学ぶということを鑑みると、学校だけで学ぶのではなく、生徒はもちろん、先生をはじめ学校全体が、校外の人や機会、情報、経験などに触れながら、産・学・地域で連携しながら学ぶ機会を持つことが重要だと考えます。
ジセダイプロジェクトは、民間企業という校外支援者として、教育・ビジネス・社会・キャリアなど様々な角度から探究学習の支援を行います。
担当者のこれまでのマーケティング事業・インターンシップ事業・キャリア事業などの経験を活かしながら、得意とする“対話”や“問い”などから「気づき」を与え、本人の内発的な学びを促進するコミュニケーションを中心に、学校・先生・生徒に寄り添いながら、「ありたい自分」の探究や実現に向けたサポートを行います。
お問い合わせ
Inquiry